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おすすめの絵本「あつかったらぬげばいい」
ヨシタケシンスケさんの絵本です。
もうすでに「これいいよね!」って方も多いと思うのですが。
もうタイトルからやられた。
「あつかったらぬげばいい」
人の悩みって実はとってもシンプル
「悩み」「不満」「嫌だ」が中心にあって。
それに「でも今は…」「でも社会的には…」「でも相手が…」「でも…」「でも…」
とたくさん理由や言い訳を追加して自分の「悩みの核」をどんどんコーティングしていくから
「戦争をする国が悪い!」
みたいな壮大なテーマにたどり着いて
自分の力ではどうしようもないから途方に暮れてしまったりして。
「自分の悩みは一生解決しない」みたいな感覚になります。
カウンセリングの中ではよくその「コーティングを剥がす作業」をおこないます。
どうしてそこに至ったのか、どうしていきたいのか、なぜそう思ったのか…
などなどを聞いていくとふと見えてくるその人の「悩みの核」
それは「寂しい」だったり「悲しい」だったり「悔しい」だったり「怖い」だったり
本当に本当にシンプルな悩みだったりする。
「寂しかったのか自分は」
って気づいた時にやっと人は初めて
「自分の中にある寂しさを埋める方法」について考えられるのです。
その時にはもう「他国の戦争」のことは忘れているか
本当の意味で他国の戦争を無くすために動くことができたりします。
まさに「あつかったらぬげばいい」んです。
「あつい」という状況に対して
「地球温暖化」がどうとか。
「服の生地の性質」がどうとか。
「まだ半袖になる季節じゃない」がどうとか。
考え始めるからややこしくなる。
ちなみに私がこの絵本の中で一番好きなのは
「疲れているのかわからなくなったら 疲れたことにしてしまえばいい」
よく精神科に来られる人は「どこまでしんどかったらやめたらいいんですか?」
「どこまでつらかったら来てもいいんですか?」など質問されます。
その度に「ご自分で決めていいんですよ」と伝えてきましたが。
まさにそういうことだと思います。
疲れている、しんどい、辛い、不安…
それは他人と比べるものではありません。
自分の中でそう決めていいんです。
どうしても決められないのなら「そういうこと」にしてしまえばいい。
なんでもかんでもそうしていると逆にしんどいこともあるかもしれませんが。
そういう視点を持ってもいいんじゃないかと思いました。
自分の中にガチガチにコーティングされている悩みの中から
「悩みの核」をスッと柔らかに取り出してもらえるような
そんな素敵な絵本です。おすすめ。
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